✳お坊さんにからかわれた*
お坊さんジョーク
トゥクトゥクが校庭に着き,お坊さんたちが次々に乗り込んでいく。
楽しかったなぁと思い,名残惜しみながらその姿を見つめる。すると,お坊さんの集団の中から偉そうなお坊さんがひとり,こちらへやって来た。
「一緒に乗っていきますか?」
なんと,一緒に帰ろうと誘ってくれたのである。
「・・・・えぇ!😳😳😳」
まじまじとお坊さんの顔を見る,そして視線をトゥクトゥクへ移す。
3列シートの大きいトゥクトゥクには,1列ごとにもうすでに3,4人のお坊さんたちが座っている。 少しだけ空いているけれど,これはきっとこの偉そうなお坊さんが座る場所。
このぎゅうぎゅうなトゥクトゥクに,私が乗る・・・?
カンボジアの上座部仏教は,戒律仏教とも言われルールに厳しい。 227ものルールを守って生活しなければならない。
そのルールの1つに女性に触れてはいけないというものがある。
もちろんお坊さんから女性に触れてはいけないし,私たち女性が彼らに触れることも禁じられている。
このぎゅうぎゅう状態で,お坊さんに触れずに乗れたら,奇跡!🤩🤩🤩
あれ,でも待てよ。この戒律はお坊さんなら絶対知ってるはず。それでも誘うってことは,私が男に見えているってこと…?!
それとも,外国人は関係ないのか…??
「ハハハ!冗談だよ!😁😝😜」
なんやねん!笑
わざわざお坊さんが冗談を言いに来るなんて思わなかったので,真剣に受け止めてしまった😅💦
冗談キツっ🤔笑
大勢のお坊さんたちが帰ったあと, 残りの時間は残っていた2人のお坊さんと楽しくおしゃべり(なぜ2人は一緒に帰らなかったんだ…?)
これでお坊さんとのドキドキ初おしゃべりは終わったのだった😏