✳お坊さんから褒められた*
「អបអរសាទរ😄👏👏(オボサトー)」
『おめでとう』
なぜ私は,全校児童の前でおぼうさんから褒められているんだろうか😅😅😅
心配症なお坊さん
読経が終わり,主賓席でおどおどしながら座っていると,偉そうなお坊さんが,ちょっとぽっちゃりした身体を器用に使いながら,細い通路を通ってきた。そして
「自己紹介できる?🙄」
😮 😮 😣 😣 😮 😮
なぜか英語で聞かれた。主賓席にいるおかげで,みんなの視線がこちらに集まっている。子どもと目が合い,ニコっと笑ってみると,向こうもニコっと返してくれる😄
もうこれは「YES」としか言えない雰囲気になってしまったので,しぶしぶ
「បាន😥😥(バーン)」
『できます😥😥』
と応えた。さて,自己紹介で何を言おうかと考えていると,お坊さんたちが段ボールをもってきて,何かを子どもたちに配り始めた。
🍩 🍪 🎂 🍰 🧁
よく見てみると,月餅のようなお菓子であった。あまりの衝撃に,お菓子の名前を聞いたが忘れてしまった。
なんと,修了式はこのお菓子を食べながら進行されることとなったのだ。
ガヤガヤ,くちゃくちゃといろいろな音がする室内。「静かにしなさいと」言いながらも,それでも何事もないかのように進行するお坊さん。
これが,当たり前の景色なのだろうか🤨🤨🤨
これじゃ,荒れた学校と同じじゃないか。軽くカルチャーショックを受けていると,突然お坊さんがこう言い放った。
「អ្នកគ្រូចន្ថាវី អបអរសាទរ😄👏👏
(ネァックルーチャンターヴィー オボサトー)」
『チャンターヴィー先生,おめでとう』
なぜか全校児童の前で褒められたのであった😅😅😅
いきなりのことだったが,咄嗟に椅子から立ち上がり一礼をすると大きな拍手をしてくれた。
子どもたちは,お菓子を食べながらしゃべっていても,一応話は聞いている様だった。
むしろ話を聞いていないのは私の方だったのだ🤣慌てて司会のお坊さんの話に耳を傾けてみると,どうやら学校での活躍を褒めてくれていたようだった😂
そして,日本でもあるあるの,来賓や校長の長い長いお話が始まったのだ。
この長話…カンボジアは恐ろしく長い!!!
まずは偉そうなお坊さんよりも,もっと偉そうなお坊さんがありがたい長いお話を20分超,そして校長が続いて20分超…そろそろお尻が痛くなってきた。
「自己紹介できる?😦」
校長が話をしている横で,偉そうなお坊さんがまた英語で聞いてきた。
「ចាស បាន😥😥(チャー バーン)」
『はい,できます😥😥』
「じゃぁ,次だからね!😉」
私が自己紹介できるのか,とても心配してくれているようだった。
だいぶ気を使ってくれているお坊さんの優しさに,ちょっぴりほっこりしながらも,なんでクメール語で答えてるのに英語で返してくるんだろうと疑問に思った😅
そして,何もまとまらないなか,校長からマイクが回ってきたのであった。
※お坊さんがお菓子を配っている写真があったんですが,見つからないのでまた見つけたら写真を交換します!
→発見しました!